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ポエり場   参照詩作品

ツイッターでタグを作った 「ポエり場」で、名前のあがった詩人、詩作品を載せてみます。



  晴間
             
       三木 露風

           八月の

          山の昼

          明かるみに

          雨そそぎ

          遠雷の

          音をきく。



          雨の音

          雷の音

          うちまじり

          草は鳴る

          八月の

          山の昼。



          をりからに

          空青み

          日は照りぬ------

          静かなる

          色を見よ

          山の昼。




赤とんぼ

 

     夕焼け、小焼の、
     赤とんぼ、
     負われて見たのは、
     いつの日か。

     山の畑の、
     桑の實を、
     小籠に摘んだは、
     まぼろしか。
 
     十五で姐やは、
     嫁に行き、
     お里のたよりも、
     絶えはてた。

     夕焼け、小焼の、
     赤とんぼ、
     とまっているよ、
     竿の先。






ぼろぼろな駝鳥

         高村光太郎


何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半のぬかるみの中では、
脚が大股過ぎるぢやないか。
頸があんまり長過ぎるぢやないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢやないか。
腹がへるから堅パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢやないか。
身も世もない様に燃えてゐるぢやないか。
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢやないか。
あの小さな素朴な頭が無辺代の夢で逆まいてゐるぢやないか。
これはもう駝鳥ぢやないぢやないか。
人間よ、
もう止せ、こんな事は。




道程

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄(きはく)を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため



#ポエり場は   こちら

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コメント
初めて父が私にプレゼントしてくれた詩集が高村光太郎の詩集です。彼の愚直な生き方をどうしても責められません。気づいたら光太郎の多くの詩を暗誦出来るみたいです。
| あみのきょーこ | 2013/07/28 11:18 PM |
きょーこさん、こんにちは。

こちらにも寄ってくださって嬉しいです。

そうですか。
お父様にもらったのであればなおさら、思いが深いですね。
私の父も詩が好きだったようですが、父と詩の話はできずじまいでした。本棚にいくつか詩集が置いてあります。最近になって、父を探すように古い詩集を読んでみたりしています。

こちらでは作品だけを載せて、あれこれ、思ったこととかは書いていません。読む人が自由に読んでもらえるようにと思っています。詩の話で何かしゃべってみたいと思われたら、気軽に #ポエり場 で声をかけてくださいね。

暑いときですから、体には気を付けて。
また、お話できるのを楽しみにしています。
| りり | 2013/07/29 5:51 PM |
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