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家を探す(夢の話)

家を探していた。
一軒家ではなくて、アパートとかマンションとかいった集合住宅。
何軒めかのマンションの一室へと家族で向かった。
物件は、駐車場から少し歩いたところにある。
舗装された道路を歩いていると、左から走ってきた人にぺたんと肩を叩かれた。
その肩には「お知らせ」の紙が張り付いていた。
本日午後〇時より管理人さんのお話。
というようなことが書いてあった。
左から走ってきた人は、私たちの前へとそのまま走って行った。
前のほうを歩いている人、自転車に乗っている人の肩にもぺたんと軽くお知らせしていく。
おもしろい町に来たんだなと思った。
そのおもしろさは意外性からきてると思ったんだけど、考えて見れば実際にある町にも意外性はたくさんある。その町だけのやり方とかしきたりとか。知らない者にとっては驚きであり、おもしろさにもなる。
自分がずっと暮らしてきた家の習慣が、別の人の家だと違うなんてことはよくある。夕御飯が先かお風呂が先か。ささいなことかもしれないが、それがその家ではとても重要なことだったりする。

実家を離れてから、ずっと一軒家に暮らしたことがない。一体どれくらいの貸家にお世話になったのか、考えていると不思議な記憶がよみがえってきた。
結婚する前の話。
下宿していたのは2軒だけだったのだけど、思わぬ記憶が残っているのだった。
間取りや、窓から見た朝の景色や、廊下の木の色など、はっきりと記憶しているところが他にもあった。近くのバス停から見た河原の小道。畳の部屋が狭かったこと。それらはたぶん、夢に見た、夢の中で自分が暮らしていた場所だろうと思う。それらが、現実に暮らした記憶と同じように私に景色を思い出させる。

探してばかりだった。家は、決めたほうがいい。探すのじゃなくて、ここに暮らすと決めること。
逃げられなくなったってことかな。

| (夢の話) | 20:31 | comments(2) | - | pookmark |
目覚める前の(夢の話)

目が、覚めていると思う。布団の中で。
でも、覚めている自分はどこにも見えず、からだ半分夢の中で
目が、覚めている覚めていると思っている。
朝だから、たぶん行かなくちゃいけないところがあって
バイト、だったはずで、8時15分にはね、いかなきゃいけなくて
で、時計て、どこにあるの。
(体内にしかけてあるから見えなくてもいいの)
だいたいは、時間がないとか遅れそうとか
夢ってそういうふうに迫って来る。

8時15分から夕方までバイトしてたら、あたしはいつ学校へいくんだろうと
自分のことを心配しつつ、それは図書館の貸し出しカードを書くのだったか
病院のカルテの整理だったかとねぼけた頭で考えている。

普段の朝だと、時間だけが気になって、目覚めたときに朝なのか昼なのか
何時なのか。
というようなことをとっさに思うことがある。
今日は休日なので、そこは大目に
一日単位の時間ではなくて、もう少し長い範囲での時間設定の空間で
うろうろしていたのだろうなと思う。

うろうろしていた明方のことを思うと、明方の時間ていうのは決まってそこにあるのだな
ということがよくわかる。

時間が主体でそこにあるとき、人の思考やからだが入り混じるのかもしれない。
人が主体でいるとき、時間が入り混じる。
急に何かを思い出したり、これって随分前にも思ったことあるとか交錯する。
明方の時間はその縦軸も横軸もゆらいで、見たこともない現実が目の前に織りなされる。

| (夢の話) | 11:32 | comments(2) | - | pookmark |
帰途(夢の話)
久しぶりに夢を見た。
大雪だった。
駅から汽車で帰るつもりが、構内は雪の山だった。
雪の山の前で立ちすくんでいると、おばちゃんがひとり、雪山の頂上から私をひっぱりあげてくれるという。このまま雪を眺めていても汽車は来そうにないし、家に帰れそうもない。素直に手を出して、ひっぱりあげてもらった。
そこは雪山のてっぺんだった。
そこから景色が見えた。
高いところだから遠くまで見渡せた。
ずっと雪なのだった。
雪の防波堤。
ああ、と思った。
ため息ではなく。
とにかくここを歩いて行けば家に帰れるのかと思った。
不安ではなく。
歩くしかなかった。
歩き始めたそのとき、近くで汽笛が鳴った。
汽車が来たんだ。
その姿も匂いもないところで、音だけが響いていた。
わたしはあわてて駅のほうに駆けだした。
汽車に乗れば、きっと家まで辿り着くだろう。
ひっぱりあげてもらった雪山をすべって下りた。
電光掲示板がなぜだか光っていた。
運行している汽車は3台。
どれも家の方向のものではなかった。
汽笛が鳴り、汽車が発車したようだった。
まだ帰れないでいる。
| (夢の話) | 06:23 | comments(2) | - | pookmark |

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